安藤忠雄建築研究所 香川県高松市
Shikoku Mura Gallery
Tadao Ando Architect & Associates/Kagawa
元々は今年のゴールデン・ウイークには開館する予定だったのが11月になってしまった
四国村内のギャラリーに行ってきました。
四国村自体は古くからある歴史体験村みたいなところですが、
そこが所蔵している絵画や彫刻を展示保存する施設です。
四国村自体が屋島という高い場所にあるため、
眺望の良い場所にこのギャラリーもつくられています。
メインは建物というよりは斜面地につくられた庭でした。斜面を利用して水を
多く流していて、淡路夢舞台を思い出させるものでした(貝はないですけど。。)
建物は斜面に平行に細長い箱型で、真中に煙突のように楕円形の円筒が飛び出ています。
この部分を中から見上げるとユネスコの施設のように隙間から光が差し込んでいました。
'02.11.25
展示内容[編集]
- 絵画 - ピカソ、ボナール、ルノアール、ドガらフランス近現代絵画と、丸亀市出身の猪熊弦一郎の作品を中心に展示
- 書 - 本阿弥光悦、一休宗純、良寛、池大雅、藤原俊成、白隠、与謝蕪村、夏目漱石らの作品を展示
- 仏像 - インド、中国、北魏出土の古仏を中心に展示
- 銅鏡 - 中国の戦国時代の銅鏡、漢代の鍍金鏡、高松塚出土と同笵の海獣葡萄鏡などを展示
- 古印 - 隋、唐、金、西夏の古印770点を収蔵、展示
- 土器 - 世界最大の土偶(像高60cm)をはじめとするBC1000年前のイランの形象土器を中心に展示
- ガラス - イラン出土のトンボ玉やカットグラス、ローマングラス、中国の古ガラスを展示
建築概要[編集]
- 設計 - 安藤忠雄建築設計研究所
- 施工 - 株式会社藤木工務店四国支社
- 竣工 - 2002年
- 構造 - 鉄筋コンクリート、建物は内外ともコンクリート打放し
- 規模 - 地下2階、地上1階
- 1F - 393m²(ロビー、ギャラリー、事務所他)
- 2F - 152m²(エントランスホール他)
- B1F - 152m²(収蔵庫、機械室他)
- 敷地面積 - 51,636m²
- 建築面積 - 3,697m²
- 延床面積 - 5,299m²
利用情報[編集]
- 所在地 - 〒761-0112 香川県高松市屋島中町字山畑91番地
- 開村時間 - 4月から10月までは8:30 - 17:00、11月から3月までは8:30 - 16:30
- 閉村日 - 年中無休
交通アクセス[編集]
- 高松琴平電気鉄道志度線 琴電屋島駅 徒歩5分
- 高徳線 屋島駅 徒歩10分
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