Saturday 2 April 2016

Ando 1

天王寺博覧会テーマ館
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市天王寺区
Main Pavilion for the Tennoji Fair
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
 

 

天王寺公園で行われた博覧会のテーマ館としてつくられ、その後も公園内に残された施設である。
僕は大学時代何度もこの公園に来ていたのですが、全く気付いてませんでした。。
しかし、Carbonさんという方のホームページでここが安藤建築だということを教えてもらいました。
ガラスの箱の上に三角が乗っているという外観で、側面は曲線も使われてます。
ガラスの箱の中は温室になっていて、多種の植物が育てられています。
淡路花博での温室ほどの規模はないですが、丁度いいぐらいの広さで快適です。
ただ、嘘のレンガによる内装はいけてなかったです。きっと後から勝手に付けたのでしょう。。
付属施設(?)として大画面のシアターがあり、僕が行ったときは大阪の観光案内を上映してました。


光の教会・日曜学校
安藤忠雄建築研究所 大阪府茨木市
Church of the Light
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka




 



閑静な住宅街の中にたつプロテスタントの教会である。
光の教会が1989年につくられ、日曜学校は1999年につくられた。
直方体の箱に15度ずれた斜めの壁が貫入している。
壁にそってエントランスを入ると十字架の形に切り取られた壁から
光が挿入し、荘厳な空間を作りだしている。
簡素なつくりなのに感動を覚えたのは、光をうまくつかっているからだろう。。
日曜学校とのあいだの謎の階段は何なのかよくわからない。
日曜学校は教会とは少し違っていて、木で机や椅子をつくっており、
教会とは違ったあたたかさを感じた。


サントリーミュージアム
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市港区
Suntory Museum
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
 

 

天保山ハーバービレッジに位置し創業90周年の記念事業の一つとして1994年11月
に創業の地・大阪に開館した複合文化施設である。海遊館の隣に位置している。
一階がミュージアムショップ、二階にはIMAXシアターと呼ばれる大画面の劇場がある。
地下に打ち放しの駐車場があるのですが、入り口がわかりにくかった。
二階は突然狭くなっていって行き止まりなところがあって変な感じであった。
二階から外のバルコニーに出ることができ、大阪湾が一望できるのがよかった。
(いちゃついているカップルも一望できたが。。)


大阪府立近つ飛鳥博物館
安藤忠雄建築研究所 大阪府南河内郡 1996年建設業協会賞(B.C.S.賞)
Chikatsu-Asuka Historical Museum
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka







古墳文化の公開、展示、研究を目的としたセンターとなる博物館である。
この博物館の構想はこれまでの博物館とは異なっており、
単なる出土品を展示するだけの施設ではなく、新しい試みとして、
環境として周辺に点在する古墳群全体をそのまま見せようとしている。
そのため建物は、そこから出土地域全体を一望できるようなひとつの丘として考えられた。
展示物は、スロープを回りながら見学していくようにできており、
木の殿堂」と似た感じではある。
屋上から降りていく階段は晴れている日に行くととても気持ちがよくてよかった。
しかし、外に意味のない階段(計画段階ではあったのかもしれないが。。)があって、
階段の先は草むらが茂っていてわけが分からなかった。


紀陽銀行堺支店
安藤忠雄建築研究所 大阪府堺市
Kiyo Bank, Sakai BranchTadao Ando Architect & Associates/Osaka
 

堺の阪堺電車の駅のすぐ近くにある銀行の支店である。
銀行の支店なので小さいものかと思ったらすごく大きくてびっくりしました。
しかも四角く真ん中の空間がくりぬいてある。遠目で確認すると庭園化されているようである。
窓口業務は円形のガラスの部分であろうと思われるが、
休日だったので幕によって遮られていた。
直方体の部分は開口部が中空部に向かってのみなので、内部は明るいのか心配になった。
しかし、なんて贅沢な銀行なんだろうと思った。


谷町の住宅
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
House in Tanimachi
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
 

 
谷町にあるテナントスペースを持つ住宅である。
入口及び表札が2つ別々にあったので住宅も2戸あるようです。
あるホームページで紹介されていたので見に行ってきました。
特徴的なのは上空に飛び出しているガラスの箱で、これがファサードをかなり印象付けてます。
夜になったら室内の光によってガラスの箱が浮き上がるのでしょう。
ただ、中にいる人は丸見えになってしまうけど。。
さらに奥の部屋とこのガラスの箱は中庭のブリッジを通ってアクセスできるようでした。
これはまるで住吉の長屋じゃないの?と思いました。。 '02.6.6
suki09さんのおかげで1999年竣工だということがわかりました。ありがとうございます。


司馬遼太郎記念館
安藤忠雄建築研究所 大阪府東大阪市
Shiba Ryotaro Memorial MuseumTadao Ando Architect & Associates/Osaka
 

 

司馬遼太郎氏の自宅と庭伝いに一体化されてつくられた記念館である。
散策道を歩きながら記念館にアクセスするのですが、その途中で生前のままに保存された
司馬さんの書斎を窓越しに見ることが出来ます。
記念館は1階と地階からなり、高さ11mの吹き抜けの壁面に3400ほどの書棚が張り付いており
ここを安藤氏は司馬遼太郎の頭脳をイメージして設計したそうである。
この吹き抜け空間に光をとりこむガラスがいつものすりガラスとは違ったものが使われていて
めずらしいなあ、と思いました。
外観は織田廣喜ミュージアムと似てましたが、裏にまわると個人住宅の入口のようでもありました。
'02.3.12


南船場在宅ワーク型住宅
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
 

 
大阪市や都市公団が推進している「船場デジタルタウン構想」に基づいてつくられた
SOHO型住宅である。
SOHOとは「スモール・オフィス・ホーム・オフィス」の略で、在宅で仕事(IT関係)が
可能なように大容量のLANを導入しています。
住宅の玄関とは別に入口をとった「フリールーム」という部屋をつくったタイプも
この建物には導入されています。
1・2階には店舗と真中を通り抜けられる回廊を設け、3階以上は居住スペースにしています。
公団による建物であるため、かなりシンプルに出来ています。
安藤さんに頼むメリットってどんなものなんでしょう? '03.2.13


宝塚造形芸術大学大学院サテライト
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
 

 
なぜか大阪の繁華街、梅田につくられた宝塚造形大学の別館(?)である。
一等地であることも原因だと思いますが、ビルのようにそびえています。
全面ガラス張りの建物で、光の設計をジェームズ・タレル氏が行ったそうです。
今回の見学は昼間だったのですが、夜の建物も今度見に行きたいと思います。
建物の周りをぐるぐる回って見学していたら警備員の人が入口に出てきて
入ってこないように監視していました。
中に入ってみたいですが、関係者以外入れないのは残念です。
今から学生になるわけにもいかないし。。(笑) '03.4.3

さくら広場(豊中)安藤忠雄建築研究所 大阪府豊中市
Sakura Garden Toyonaka
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
 





パナソニックが自社所有地を桜の公園として開園した4施設のうちの一つです。
ここは2009年4月に全面オープンしました。
中央部は広い芝生広場となっており、それを囲むようにソメイヨシノが
130本植えられています。
地下には防火水槽が設置されており、防災機能を果たすようになっています。
ちょっと丘状になった芝生広場は安藤さんのグラウンド・ゼロ・プロジェクトを
思い出させました(設計意図は全然違いますが。。)。
桜の季節に行きましたが、まだ育っていないため、美しい姿が見られるには
あと数年はかかりそうです。 '09.4.17














































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