西田幾多郎記念哲学館 Nishida Kitaro Museum of Philosophy, Ishikawa | 石川県宇ノ気町 |
宇ノ気町で生まれた哲学者、西田幾多郎の記念館である。 大階段によるアプローチを上ると展示室がある建物と、展望ラウンジや研修室が 入っている建物の二つが目に入ってきます。 二つの建物は円形の天窓を持つすり鉢状のホワイエでつながっていて ホワイエの大空間は直島の美術館を思わせるものでした。 展示室は哲学についてCGなどを用いてうまく行っていて、 過去の世界の哲学者がテーマごとに語ってくれるのは面白かったです。 哲学する空間として一番奥まった場所に四方を壁に囲まれた空にだけ開いた 場所(安藤氏得意の空間と僕は思いました)があるのですが、 ここで考えている人(この場所の意味を理解する人)っているのでしょうか。。 '03.5.7 |
五條市立文化博物館 Museum of Gojo Culture | 奈良県五條市 |
奈良県には安藤忠雄の建物は無いと思っていたらありました。 しかもとんでもなく山の中に。。 車が無かったら行けません。 五條に住んでる友達もあんなとこ行かないと言ってました。 通称「五條バウム」と呼ばれるだけあってバウムクーヘンみたいです。 バウムクーヘンを横にして一部分をナイフで切り取った感じです。 そして真中の空洞部が中庭になっています。「木の殿堂」と形や造りは似ています。 横になぜか打ちっぱなしの茶室があります。 そして展示物は五條の歴史に関するもののはずなのに映像展示室は北極の映像だった。。。 |
長良川国際会議場 Nagaragawa Convention Center | 岐阜県岐阜市 |
長良川のすぐ近くにつくられた「世界イベント村ぎふ」という場所にある国際会議場である。 この建物は正面からみるといつもの安藤建築なのですが、裏の庭のほうにまわると巨大な卵が建物に 貫入していることが分かります。これが会議室となっています。 僕はこの卵型を大変気に入っているのですが、この手法を他の建物に使っているのは 鹿児島の大学施設ぐらいではないでしょうか? そして中にはスロープで上っていく、得意の吹き抜け空間が広がっていて気持ちいいです。 '01.11.29 |
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